日语学习网
日本风情文化——小浣熊为新来的大熊猫腾窝呢
日期:2013-02-09 14:18  点击:415

 こんにちは。NHKラジオ気象予報士の福田です。

4月1日、上野動物園のパンダ「リーリー」と「シンシン」が公開されました。観に行かれた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今日は、そのパンダたちの公開前の「裏話」をしたいと思います。
3月、上野動物園に行くと、表門から入ってすぐのところにあるパンダ舎は、改装をしていました。
以前訪れたとき、ここにはジャイアントパンダではなくレッサーパンダがいたのですが、どこにいってしまったのでしょう。

大家好,我是NHK气象预报员福田。
4月1日上野动物园的两只大熊猫“力力”(公)“真真”(母)与游客见面,受到游客们的热烈关注。
今天,想和大家说说大熊猫与游客见面之前的一些小内幕。
3月份去上野公园的时候你会发现,一进门的熊猫屋进行了重新装修。以前来的时候这里并没有大熊猫,而是小浣熊的小窝,那么小浣熊到哪里去了呢。

 

来回走动的力力

上野動物園の教育普及係の方に聞いたところ、今はオカピ舎で仮住まいの生活をおくっていて、今後新居に引っ越すことが決まっているとのこと。また、新居の場所には、もともとヤマアラシがいたが、それに伴って、別の場所に移動したとのことでした。

像上野动物园的教育推广员询问以后,得知小浣熊现在住在临时住宅里,之后将搬到新的小窝。然而小浣熊将搬入的新居原来住着小豪猪,所以,也就意味着小豪猪也会搬到其他的地方哦。

 

その説明を聞いて、私は、生態学的地位(ecological niche)というコトバを思い出しました。
生態学的地位とは、何を食べるのか、どこに住むかなど、生態系内での「地位」が決まっていることで、生き物同士お互いに邪魔をせず、共存して生きていくことができるという考えです。
ただ、そこに新たな生き物が入ってくると、それが乱れて、追い出されたり、絶滅する種が出てきたりします。外来種問題はその典型です。

了解到这些以后,我想起了一句生态学上的话,生态学中所说的地位,是由动物吃什么,住在什么地方决定的,所以动物园要考虑到各种动物之间不要互相妨碍,一起共存的细节。如果在一个地方一个新物种随便进入的话,就会破坏这种生态地位,从而造成新物种被追赶,被灭绝的情况。这是外来物种经常遭遇的典型案例。

ジャイアントパンダが来園する事で、レッサーパンダが引越しを余儀なくされ、レッサーパンダ引越しのあおりで、ヤマアラシが引っ越すという、動物園内での「生存競争」を垣間見ました。

因为可爱的大熊猫的到来,小浣熊和小豪猪都要重新搬家,从这里就可以看到动物园里的动物之间生存竞争的矛盾。

ところで、ヤマアラシに追い出された動物はいるのでしょうか?
答えは、いません。今回は、もともと街路樹だったところを新たにヤマアラシの住居にしたそうです。
限られたスペースで、いかに上手く動物の居場所をやりくりするかという、動物園の苦労を知りました。

但是,会被小豪猪驱赶的动物也会有的吧。哈哈,答案是:没有。听说下次小豪猪会搬到原本是林荫路的地方去。在有限的空间内,要合理的安排小动物所在的场所,动物园为此也要费很多心思呢。


分享到:

顶部
11/29 11:38