原発を議論 高校生がHP開設
8月3日 5時13分
高校生が訴える動画のメッセージ、愛知県や富山県など全国の高校生たちが日本の原発をなくすべきか続けるべきか、真剣に語りかけています。高校生たちは、身近に起きている節電などの問題と結びつけて主張を展開しています。
「原発がないと節電とかになっちゃって、夏が暑いんで乗り切れないです。」
「去年の夏、東京は原発のないなか、計画停電などを通して原発のない夏というのを乗り切ったんです。これは、私たちがある程度がまんをすれば、原発がなくても暮らしていけることを示しています。」
ホームページを運営しているのは神戸市内の高校生です。日ごろから社会問題について議論をしているディベート同好会の3人のメンバーが先月23日に立ち上げました。その1人、比護 遥(ひご はるか)さんです。原発の是非をめぐる議論が全国の各地に広がるなか、自分たち高校生も原発にどう向き合ってういくのか考えようと、自由に意見を交わすことができる場を作りました。
ホームページを立ち上げてから10日あまり、自分も意見を言いたいという高校生たちが次々と集まってきています。滋賀県に住む高校2年生の宮嶋 隼司(みやじま はやし)さんです。友人からこのサイトのことを聞いて自分の意見を送りました。原発事故による被害の深刻さに衝撃を受け、原発への依存をやめるべきだと考えています。
「日本だったら、たとえばほかの地熱発電だったり、風力とか波力とか、そういうようないろんな代替発電とかあって、そっちのほうを頼って徐々に徐々に原発への依存をやめて、むしろ日本らしい地熱とか、そういうほうに頼っていたほうが日本最終的によくなると思うんで」
「自分の意見は、しょせん1つの意見程度だとしか思ってないんですけど、すこしでもいいので耳を傾けてくれたら。」
将来の日本を支える世代の1人として、自分たちもこの議論にかかわっていきたい。比護さんたちは、集まった動画を高校生の声としてまとめ、政府に届けることも検討しています。
NHK日语新闻(24)
日期:2013-10-06 11:10 点击:144
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