自民 回答しだいで不信任 問責も
8月7日 21時4分

自民党は、国民の生活が第一などが内閣不信任決議案などを提出したことなどを受けて、今夜、谷垣総裁ら幹部が会談、自民党が求めている今国会中の衆議院の解散について、あす午前中まで野田総理大臣の回答を待ったうえで、満足できる回答を得られない場合には、内閣不信任決議案や問責決議案の提出を検討することで一致しました。
会談では、きょう、国民の生活が第一やみんなの党など、野党6党が衆議院に内閣不信任決議案を提出、参議院では、野党7会派が野田総理大臣に対する問責決議案を提出しました。
これを受けて、自民党は今夜、谷垣総裁や石原幹事長、それに、中曽根（なかそね）参議院議員会長らが党本部で会談し、今後の対応を協議しました。
会談では、自民党が求めている今国会中の衆議院の解散について、あす午前中まで野田総理大臣の回答を待ったうえで、満足できる回答を得られない場合には、内閣不信任決議案や問責決議案の提出を検討することで一致しました。
「しかるべきときに、やはり、国民の信を問うということをうかがえるものでなければ、なかなか『はい、わかりました』ということにはならないんだと思います。いずれにしても、『考えている』ということでありますので、きょうのところは、これをしっかりと見守らせていただきたいと思っております。」