朝井 リョウ(あさい リョウ、男性、1989年5月31日 -)は、日本の小説家。本名は佐々井遼。
岐阜県不破郡出身。岐阜県立大垣北高等学校、早稲田大学文化構想学部卒業。2009年、『桐島、部活やめるってよ』で第22回小説すばる新人賞を受賞しデビューし、2012年には同作が映画化。2012年、『もういちど生まれる』で第147回直木三十五賞候補。2013年、『何者』で第148回直木三十五賞受賞。直木賞史上初の平成生まれの受賞者であり、男性受賞者としては最年少となる。
高校時代はバレーボール部に所属し、体育祭の応援団長も務めた。その後、大学時代に作家デビューしたが、卒業後は就職活動を行って会社員となり、現在も兼業作家である。6作目の『何者』は初めて営業の新入社員として仕事をしながら、通勤前と帰宅後に執筆した。
スタジオジブリ作品のファンで、直木賞受賞後初の作品『世界地図の下書き』では、スタジオジブリを通してアニメーターの近藤勝也が表紙絵を担当している。