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日本作家-芦辺 拓
日期:2013-10-07 11:05  点击:326

芦辺 拓(あしべ たく、1958年5月21日 - )は、日本の推理作家。本名小畠 逸介(こばた としゆき)。大阪府大阪市出身。

いわゆる新本格ミステリー作家では比較的年長者であり、先行するミステリの先達への敬意とこだわりに満ちた作品を多数創作している。妻の風呂本佳苗はピアニストで、風呂本武敏・風呂本惇子夫妻の娘。大阪教育大学附属高等学校天王寺校舎、同志社大学法学部卒。読売新聞大阪本社の校閲部・文化部記者を経て、1986年に本名の小畠逸介名義の「異類五種」で第2回幻想文学新人賞に入選、中井英夫・澁澤龍彦の讃をうける。1990年、芦辺拓名義での『殺人喜劇の13人』で第1回鮎川哲也賞を受賞しデビュー。
シリーズものの著作としては、作者いわく「日本一地味な探偵」森江春策が時空や虚実までも越えた謎に挑む「森江春策の事件簿シリーズ」。他には単発ものとして歴史上の人物を探偵役に据えたり、趣向を凝らしたパスティーシュとして過去の名探偵を客演させたりすることも少なくない。
学術からサブカルチャーまで多方面にわたる博識(実際に自身の回顧において習作を一時セーブしてまで広範な知識の収集に精力を傾けていた時期のことを記している)、ミステリ・SF・冒険小説などの様々な先達への情熱的なオマージュ、(単なる「虚実の融和」のみならず)メタフィクションや物語という形式そのものへの強いこだわり、本格ミステリへの問題意識からくるラディカルな試みなどを渾然一体とさせた作風で知られる。
時代錯誤とも形容される新本格において、とりわけ色濃く確信犯的なレトロ趣味、(現実的な埒内においての)破天荒さに満ちた犯罪とトリック、ニッチなオマージュ、落語や講談にも似たやや古く軽妙な語り口などの外連味を強く打ち出しており、探偵小説から現代本格まで、その創作は手広い。バルザック的な人物再登場法による自作同士の関連性は勿論、冒険小説や歴史小説といった他ジャンル、他作家の世界観や現実世界までもが自作とリンクしてしまうようなトリッキーな趣向を凝らした作品群は、“行き過ぎた技巧派”というキャッチコピーをつけられたこともあった。
2009年、NHKの「探偵Xからの挑戦状!」のために「森江春策の災難」を書き下ろした。
 


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