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日语二级读解(05)
日期:2013-10-25 15:17  点击:885
2級読解 05

    僕が入院した病院は、完全看護製。たとえ( 1 )、面会時間は三時から七時と決められていた。それは、手術の日とて例外ではなく(2)、七時になると「後は私どもで面倒をみますから、どうぞお引取りください(3)」と両親ともに帰されてしまった。
 手術当日は、僕も意識が(注)朦朧としていたため何も感じなかったが、1日、2日と経つにつれて、淋しさが増やしてくる。七時近くになり、「もう、帰るからね」の言葉に、「あと、一分いて」などと、わがままを言って困らせた。母は、そのときの様子を、後ろ髪をひかれる思いだったと振り返る。(4)
 僕がさびしい思いをしていたのは、もちろん手術をした後で、気が弱くなっているということもあったが、周りの友たちとの関係が最も大きな原因だった。無視をされたり、いじめられたりということはなかったが、そこは病院。入退院の出入りが激しく、少し仲良くなっても、すぐに退院してしまう。とくに、僕が入院していた部屋は整形外科が主で、骨折りなどで入院してくる子が多く、退院も早かったのだ。僕のような長期入院の人間にとっては、友たちを作りやすい環境とは決して言えなかった。(5)     注 朦朧とする:ぼんやりしてはっきりしない様子

問1 ( 1 )に入る言葉として適当なものはどれか。
1 親といえば  2 親といえども  3 親とともに  4 親ども

問2 (2)「手術に日とて例外ではなく」と意味の近い文はどれか。
1 手術の日だけ特別で       2 手術の日のとても例外が多くて
3 手術の日しか例外が許されなくて 4 手術の日でもいつもと同じで

問3 (3)「後は私どもで面倒をみますから、どうぞお引取りください」とは、誰が誰に言ったのか。
1 母が病院の人に言った      2 父と母が筆者に言った
3 病院の人が筆者の親に言った   4 病院の人が筆者に言った

問4 (4)「後ろ髪をひかれる思いだったと振り返る。」とあるが、ここではどんな思いだったのか。
1 淋しがる子供を病院に残して帰るので、病院からしかられるのではないかと怖かった
2 淋しがる子供を病院に残して帰るのは、とてもかわいそうでつらかった。
3 病院に規則があるのに、わがままを言う子供の腹が立って、頭が痛かった。
4 「あと、一分いて」と、子供に髪の毛を引っ張られたので、痛かった。

問5 (5)「友たちを作りやすい環境とは決して言えなかった。」のはなぜか
1 入院している子の中に、無視したり、いじめたりする子がいたから。   2 そこは病院で、学校ではなかったから。
3 入院している子供たちは、すぐに退院してしまうから。               4 筆者は入退院が激しかったから。

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