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日语二级读解(56)
日期:2013-10-28 10:09  点击:619
 2級読解 56 

   日本語は漢字によって飛躍的に進化しました。漢字は日常に欠くことができない存在ですが、その功と共に罪の部分も認めなくてはなりません。
   日本語は「かく(書く、欠く、掛く)」のように、漢字で様々に書き分ける内容を持っています。このように多様な日本語の、その場その場の内容をひと目で識別できる手段が漢字です。しかし、そうした漢字依存が、日本語のもつ本来の意味を失わせていくことになります。
 ( 1 )「かく」は、文字や絵を「かく」時に用いますが、漢字や紙が渡来する以前からありました。その答えが(注1)縄文の土器です。それは土をこねて成型したものに、縄目をはりめぐらしたり、線文様などを刻んだりしていますが。原初の「かく」とは、先の尖ったもので、掻いて土や石の表面に傷をつけることだったのです。この「かく」行為は指先を使って行う動作であることから、後世、指先で何かをすることを示す場合にも用いるようになりました。そして字を記す動作も「かく」といい、絵に表す動作も「かく」といい、やがて両者を「書く」「描く」などと漢字を変えて区別するようになりました。そのために「かく」と言う大和言葉が、本来はどういう動きを示すものなのかが、わかりにくくなってしまったのです。      (注1)縄文:じょうもん、紀元前Cまで続いた狩猟?採集、経済の段階の日本。

問1 ( 1 )に入る適当な語はどれか。   1.たとえば  2.さらに  3.いわば  4.なるほど

問2 どうして「かく」という大和言葉が、字や絵を「かく」という意味を表すようになったか。
1.「書」「描」と言う漢字が、その意味とともに日本に伝えられたから。
2.「かく」と言う言葉は、もともと指先を使うという意味で使われていたから。
3.どちらも指先を使って、物の表面に何かを記す点で同じだったから。
4.どちらも先の尖ったもので、物の表面に傷をつける点で同じだったから。

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