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NHK日语新闻(42)
日期:2013-12-05 20:52  点击:627
 
対策本部 爆発の夜ほとんど幹部不在に
8月7日 4時37分

原発事故から1年5か月がたって、きのう、ようやく報道関係者に公開された東京電力のテレビ会議の映像で、1号機が爆発した日の深夜、緊急事態が続いているのに東京の本店の対策本部から、一時、ほとんどの幹部がいなくなっていたことが分かりました。
東京電力は「技術者が残り対応をしていた」としていますが、映像が公開されて初めて明らかになった事実で、当時の対応が適切だったか検証が求められます。
「本店、本店、大変です、大変です。3号機たぶん水蒸気、爆発がいま起こりました。」
事故直後の現場と東京電力の本店とのやり取りを記録したテレビ会議の映像、きのうから東京電力が公開したのは、事故発生当日の去年3月11日から5日分、あわせて150時間分の映像で、原則、閲覧という形で行なわれ、このうちの一部、1時間半分が報道用として提供されました。
提供以外の閲覧用の映像は、録画や録音が認められなかったため、映像は入手できていませんが、これまでに閲覧できたなかでも、事故対応を検証するうえで重要な場面が記録されていました。
具体的には、1号機が水素爆発したあとの去年3月12日の深夜、現場を支援する役割を担う本店の対策本部の幹部が「解散」と発言し、その後、円卓に座っていた清水元社長以下、ほとんどの幹部が席を立ち、いなくなっていたことが分かりました。
東京電力は「技術者が残り対応をしていた」としていますが、緊急事態が続いているのに、一時的とはいえ、ほとんどの幹部が対策本部から姿を消していたことになります。
これらの場面は、東京電力の提供映像にはなく、閲覧できる映像のなかで初めて明らかになった事実で、当時の対応が適切だったか検証する必要があるとともに、事故対応を検証するうえでも全面的な映像の公開が求められます。

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