原発報告書 質疑の見通し立たず
8月5日 4時50分
国会の原発事故調査委員会がまとめた報告書をめぐって、野党の一部から質疑を行なうよう求める意見が出ています。しかし、具体的な調整は進まず、国会に提出されて1か月となるいまも質疑などが行なわれる見通しはたっていません。
国会の原発事故調査委員会は、先月5日、東京電力福島第一原子力発電所の事故について、歴代の規制当局と東京電力の経営陣の安全への取り組みを批判したうえで、「自然災害ではなく明らかに人災だ」などとした報告書をまとめ、衆参両院の議長に提出しました。
これについて、国民の生活が第一やみんなの党などからは、「委員長を務めた黒川清元日本学術会議会長を参考人として国会に招致して、質疑を行なうべきだ」という意見が出ています。
また、衆参両院の議長らと調査委員会の委員を務めた有識者らとの会合では、速やかに国会に原子力の問題に関する常設の委員会を設置する必要があるなどという指摘が出されました。
しかし、原子力政策などをめぐって、各党のあいだで意見が分かれていることもあって、具体的な調整は進まず、報告書の提出から1か月となるいまも質疑が行なわれる見通しはたっていません。
8月5日 4時50分
国会の原発事故調査委員会がまとめた報告書をめぐって、野党の一部から質疑を行なうよう求める意見が出ています。しかし、具体的な調整は進まず、国会に提出されて1か月となるいまも質疑などが行なわれる見通しはたっていません。
国会の原発事故調査委員会は、先月5日、東京電力福島第一原子力発電所の事故について、歴代の規制当局と東京電力の経営陣の安全への取り組みを批判したうえで、「自然災害ではなく明らかに人災だ」などとした報告書をまとめ、衆参両院の議長に提出しました。
これについて、国民の生活が第一やみんなの党などからは、「委員長を務めた黒川清元日本学術会議会長を参考人として国会に招致して、質疑を行なうべきだ」という意見が出ています。
また、衆参両院の議長らと調査委員会の委員を務めた有識者らとの会合では、速やかに国会に原子力の問題に関する常設の委員会を設置する必要があるなどという指摘が出されました。
しかし、原子力政策などをめぐって、各党のあいだで意見が分かれていることもあって、具体的な調整は進まず、報告書の提出から1か月となるいまも質疑が行なわれる見通しはたっていません。
