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日本地理:第三章 日本列島
日期:2013-12-08 22:17  点击:775
第三章 日本列島

第五節 海岸のまわり
日本は島国で海に囲まれているので、海岸線が長く、その全長は約3万2000kmもある。
日本の海岸線は出入りが多くて複雑である。特に太平洋岸には、東京湾、伊勢湾、大阪湾などがあり、半島も多く、各地に良港が造られている。
三陸海岸、紀伊半島、四国の西岸や九州の北西岸などは細かい入り江が多く、リアス式海岸となっている。リアス式海岸の入り江は波が静かで、水深も深く、漁港として利用されている所が多い。
日本海岸は太平洋岸に比べると出入りが少なく、鳥取、新潟、秋田付近などには砂丘の多い砂浜海岸が発達している。瀬戸内海や有明海のような内海や河口の三角州などでは、古くから干拓による新田の開発が行われてきた。そのほか、人工的な海岸が多く造られている。
日本の近海には、太平洋側を南から北へ日本海流(黒潮)と呼ばれる暖流が流れ、北から南へは千島海流(親潮)と呼ばれる寒流が流れている。この黒潮と親潮は東北地方の太平洋側の海、三陸沖で交わり、この三陸沖は暖流と寒流の魚が沢山捕れる大変良い漁場になっている。
また、日本海には、暖流の対馬海流と、寒流のリマン海流が流れている。
志摩半島の英虞湾には真珠の養殖場がある。これは御木本幸吉が作った養殖場であり、御木本幸吉は明治の中頃から真珠の養殖を研究し、とうとう養殖に成功した人である。志摩半島の海は暖かく、海水が奇麗で、波が静かなので、真珠の養殖に適して大変良い真珠がとれる。ここで養殖された真珠は世界各国へ輸出されている。
日本海岸には所々に砂丘があり、その中で、鳥取の砂丘は東西16km、南北24kmもある日本一の大砂丘である。
この砂丘は川の上流から海へ運ばれてきた土砂が、冬、海から吹いてくる風で岸に吹き上げられてできたものである。この砂丘は年々大きくなり、付近の田畑を埋めたり、家に損害を与えたりしている。そのため、人々は木を植えて防砂林などを造って砂を防いでいる。
近年、この砂丘は畑にされ、スプリンクラーで水をやって、西瓜、メロン、トマト、チューリップ、桃、梨、葡萄などが作られている。

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