1、 謝罪の仕方
(2) 私的なことで詫びる
<遅刻を詫びる>
課長 :今日もまた遅刻か、いったいどういうつもりなんだ!
李 :すみません。事故でJRが遅れたもので・・・。
課長 :言い訳は見苦しい。そんなにしょっちゅうJRで事故があるわけがないだろう。
李 :はい、ほんとうに申し訳ありませんでした。
<失礼を詫びる>
店員 :ちょっと、そこのおじさん、邪魔だからどいてくれない?
店長 :馬鹿者!この方を誰だと思ってるんだ。本社の白石専務だぞ。
・・・(専務に向かって)・・・専務、誠に失礼いたしました。
専務 :君はどんな社員教育をしてるんだね。
店長 :誠に申し訳ございません。今後このようなことはないようにいたしますので。
店員 :知らないこととは言え、ほんとうに失礼いたしました。どうかお許しください。
常套表現と解説
・ (どうも)ごめんなさい
▼ ごめん(ね)
・ (どうも)すみません
・ (どうも)申し訳ありません
▲ 申し訳ありません/申し訳ございません
・ (どうも)失礼しました
▼ 失礼!
▲ 失礼いたしました
・ 知らないこととはいえ、ほんとうに失礼いたしました
・ どうかお許しください
親しい同僚や友人には「ごめんなさい」が一番率直なお詫びの言葉になるでしょう。しかし、遅刻や無断欠勤のような個人的なことで上司に謝るときには、「すみません」か「申し訳ありません」が適切です。
・の「どうも失礼しました」は文字通り礼儀を欠いたときに使われる語です。・は相手がどのような人か知らず、うっかり失礼な言葉を使ったときの謝り方なので、覚えておきましょう。