(4) 結婚披露宴での同僚としてのあいさつ
本日は、ご結婚、誠におめでとうございます。新郎の木村君と私は入社の同期でございまして、いろいろ励まし合いもすれば、競い合いもしたライバルでしたが、悔しいことながら、結婚は先を越されてしまいました。
さて、同僚としての木村君は、私たちにも、また、上司に対しても、歯に衣着せず自分の意見をはっきり言うことで有名で、側で見ている私がハラハラすることもしばしばです。しかし、それは全て仕事に賭ける彼の情熱が、そうさせているのではないかと思います。「うるさい社員ほど仕事ができる」と言いますが、まさに彼はその一人でしょう。
お二人の新しい門出に際して、私は「私は幸せな家庭を築けてこそ、充実した仕事もできる」という私の国の言葉を贈りたいと思います。
木村君、結婚生活の先輩として、私の羨ましくなるような家庭を築いてください。
お二人のご多幸と、ご両家のご繁栄をお祈りし、私のお祝いの言葉とさせていただきます。