葉山嘉樹(はやまよしき)
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1894-1945 大正-昭和時代前期の小説家。
明治27年3月12日生まれ。船員,新聞記者など職を転々としながら労働運動に参加,大正12年検挙され獄中で「淫売(いんばい)婦」などを執筆。15年「海に生くる人々」を出版。「文芸戦線」同人となり,プロレタリア作家として活躍した。のち満州(中国東北部)の開拓村にはいり,昭和20年10月18日引き揚げ途中の列車内で病死。52歳。福岡県出身。早大中退。
代表作
『淫売婦』
『セメント樽の中の手紙』
『海に生くる人々』