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『論語』の八イツ篇-12
日期:2014-02-25 17:55  点击:430
[白文]12.祭如在、祭神如神在、子曰、吾不与祭、如不祭。
 
[書き下し文]祭るに在す(います)が如くし、神を祭るに神在すが如くす。子曰く、吾祭に与ら(あずから)ざれば、祭らざるが如し。
 
[口語訳]先祖の祭礼には先祖が正にそこに居られるようにし、神々の祭儀には神々が正にそこに居られるようにする。先生は言われた。『私は祭礼に実際に参加(臨席)していないと、祭礼をしなかったような感じがする。』 
 
[解説]古代中国の儒教は、秩序を維持する道徳規範であると同時に、祖先崇拝のアニミズム的な宗教としての側面を持っていた。自分と血縁のある祖先は死ぬと「鬼」になって祭儀の場に戻ってくるが、自分と直接の血縁関係や親類関係にない先人は「神」になって祭儀の場に降臨する。畏敬すべき鬼神を真心からお祭りする為には、その祭礼の場に祖先や先人が本当にやってきているかのような敬虔な気持ちでお祭りして祈る必要がある。

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