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『論語』の里仁篇-04
日期:2014-02-25 18:18  点击:481
[白文]4.子曰、苟志於仁矣、無悪也。
 
[書き下し文]子曰く、苟くも(いやしくも)仁に志さば、悪まれる(にくまれる)こと無し。
 
[口語訳]先生が言われた。『少しでも仁を実践する心がけを持つのであれば、人に憎まれるようなことはない。』 
 
[解説]現実には、どんな人からも全く恨まれない嫌われない人生を生きることは困難であるが、孔子は究極の徳である「仁」を実践して体得する真剣な意志を持っていれば、他人から恨まれるような無法な行為をするわけがないという意味で、この言葉を語ったのではないか。「仁」は、八方美人的に全ての他人から好かれることを目指すわけではないが、まごころと思いやりに満ちた「仁の道」を真摯に実践すれば大多数の他人から自然に好かれることになるだろう。

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