[白文]24.子曰、君子欲訥於言、而敏於行。
[書き下し文]子曰く、君子は言(こと)に訥(とつ)にして、行いに敏(びん)ならんことを欲す。
[口語訳]先生が言われた。『有徳の君子は、言葉が口ごもっていても(雄弁でなくても)、行動は敏捷でありたいと思っているものだ。』
[解説]孔子は「有言実行」を愛したが、基本的に雄弁に巧妙な言葉を操る人よりも、思想や意志を素早く行動にして表し機敏に実践する人のほうが、より君子的であると考えていた。
[書き下し文]子曰く、君子は言(こと)に訥(とつ)にして、行いに敏(びん)ならんことを欲す。
[口語訳]先生が言われた。『有徳の君子は、言葉が口ごもっていても(雄弁でなくても)、行動は敏捷でありたいと思っているものだ。』