[白文]26.子游曰、事君数斯辱矣、朋友数斯疎矣。
[書き下し文]子游曰く、君に事うる(つかうる)に数(しばしば)すれば、斯(ここ)に辱し(はずかし)められ、朋友に数(しばしば)すれば、斯に疎んぜ(うとんぜ)らる。
[口語訳]子游がいった。『主君に仕えてうるさくすると、(面倒に感じた主君から)恥辱を受けることになり、友達にうるさくすると、(煩わしく思った友達から)疎遠にされるものだ。』
[書き下し文]子游曰く、君に事うる(つかうる)に数(しばしば)すれば、斯(ここ)に辱し(はずかし)められ、朋友に数(しばしば)すれば、斯に疎んぜ(うとんぜ)らる。
[口語訳]子游がいった。『主君に仕えてうるさくすると、(面倒に感じた主君から)恥辱を受けることになり、友達にうるさくすると、(煩わしく思った友達から)疎遠にされるものだ。』
[解説]主君や友人との人間づきあいの基本を、孔子の弟子の子游(しゆう)が語った部分である。主君に同じような諫言を何度も繰り返しすれば、面倒な奴だと思われて恥辱を受け、友人に同じような話を何度も聞かせれば、煩わしい奴だと思われて疎遠にされるという話である。