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『論語』の公冶長篇-20
日期:2014-02-25 18:56  点击:496
[白文]20.季文子三思而後行、子聞之曰、再思斯可矣。
 
[書き下し文]季文子、三たび思いて而る(しかる)後に行う。子、これを聞きて曰く、再び思えば斯ち(すなわち)可なり。
 
[口語訳]季文子(きぶんし)は三度考えてから実行した。先生がこれを聞いて言われた。『二度考えてみて結論がでれば、それで良いのである。』 
 
[解説]季文子とは、孔子の前時代の魯国の宰相であるが、晋国への使者の役目をおおせつけられて、出立するまでに三度考えて、晋の礼制を万全に理解してから出発したという。孔子はこれを聞いて、三度まで考え直して決断するほど優柔不断であるべきではなく、二度しっかりと考え直して結論がでればそれに従えば良いとしたのである。

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