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『論語』の雍也篇-07
日期:2014-03-06 16:24  点击:411
[白文]7.子曰、回也、其心三月不違仁、其余則日月至焉而已矣。
 
[書き下し文]子曰く、回や、その心、三月(さんがつ)仁に違わざれ。その余は日月(にちげつ)に至らんのみ。
 
[口語訳]先生が言われた。『顔淵よ、ただ三ヶ月の間で良いから、心が仁徳に背かないようにしなさい。三ヶ月を過ぎてしまえば、仁以外の残りの徳も、自然な日月の流れの中で身についていくだろう』。 
 
[解説]孔子は、他者に対する思いやりの情愛である『仁』を最大の徳としており、その仁の徳さえ心に上手く定着させることが出来れば、それ以外の徳も自然に身についてくると考えていた。その為、将来有望な弟子の顔回に、まずは三ヶ月の間、心が仁徳から離れないようにせよと教えたのである。

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