【对话原文】
人物:高野 木村 (OL同士)
場面:会社の女子トイレで(木村が洗面台の鏡に向かっていると、高野が入って来て)
高野:あー、もういやっ!あのスケベおやじ。ひっぱたいてやりたいわっ。
木村:また部長になにかされたの?
高野:今日はもうこれで3回目よ。人のお尻を触っておいて、「やあ、頑張ってるね」なんて言って、ニタッて笑うのよ。あー、気色悪い。思い出すだけでゾッとするわ。
木村:災難だったわねえ。あの部長のセクハラ、だんだんひどくなる一方だから。
高野:こっちが抵抗できないことに付け込んで、平気でいやらしいことするんだから。
木村:あのスケベ、「やめてください」っていくらお願いしても、ただの冗談で済まそうとするんだから、神経疑うわ。何が冗談よ。
高野:今度なにかやられたら訴えてやろうかしら。
木村:よしたほうがいいわよ。あいつ、どういうわけか社長のお気に入りなんだから。騒ぎをおこしたら、こっちの首が危ないことぐらい分かってるでしょ?
高野:だってもうこれ以上我慢できないわ。爆発寸前よ。
木村:私だって、あのねちっこい声を聞いただけで虫酸を走るわ。でも私たちは弱い立場なんだから、今は辛抱するしかないのよ、悔しいけど。
高野:これからもずっとあんなやつの下で働かなきゃいけないなんて、私はいやだわ。いっそのこと、一発なぐって辞表を叩きつけたほうがよっぽどすっきりする。
木村:気持ちは分かるけど、ちょっと冷静になって。きっとなにか対策があるはずよ。
高野:あー、いったいいつまでこんなことが続くんだろう。
【単語】
嫌悪(けんお):(名,自サ)嫌恶
高野(たかの):(姓名)高野
木村(きむら):(姓名)木村
OL(オーエル):(名)办公室小姐
洗面台(せんめんだい):(名)洗脸台
スケベ:(名)色鬼
ひっぱたく:(他五)狠狠打
お尻(おしり):(名)屁股,臀部
触る(さわる):(自五)摸,触摸
気色悪い(きしょくわるい):(形)不舒服
ぞっと:(副,自サ)打冷战,毛骨悚然
セクハラ:(名)性骚扰
付け込む(つけこむ):(自他五)乘机,乘人之危
いやらしい:(形)卑鄙,下流
疑う(うたがう):(他五)怀疑
訴える(うったえる):(他下一)诉讼
止す(よす):(他五)停止,作罢
お気に入り(おきにいり):(名)宠儿,红人
首が危ない(くびがあぶない):(惯用)饭碗不保
寸前(すんぜん):(名)临近,迫在眉睫
ねちっこい:(形)纠缠不休的
虫酸が走る(むしずがはしる):(惯用)恶心,极其厌恶
辛抱(しんぼう):(名,他サ)忍耐,忍受
悔しい(くやしい):(形)令人懊悔,觉得窝心
いっそ:(副)索兴,干脆
辞表(じひょう):(名)辞呈
叩き付ける(たたきつける):(他五)扔,摔
すっきり:(副)舒畅,痛快
【音声と言葉の解説】
1、 ひっぱたいてやりたいわっ
「ひっ」是一个前缀,是从「引き(ひき)」音变而来的。它接在动词的前面,用以加强该词的词义,常用的如:
* 剥がす(はがす)(揭下)→ 引き剥がす
* 移る(うつる)(移动)→ 引き移る
* 掴む(つかむ)(抓住)→ 引っ掴む
2、 人のお尻触っておいて
「・・・ておいて」在这里是表示“转折”的用法,相当于「・・・ていながら」,如:
* 結婚するって約束しておいて、別れてくれだなんて、ひどいわ。
说好了跟我结婚的,如今又要吹,真不像话!
* あの人、上司の前ではいい顔をしておいて、部下の前では威張り散らしているのよ。 那个人啊,在上级面前乖乖的,但在下级面前可威风了!
3、 あの部長のセクハラ、だんだんひどくなる一方だから
「・・・一方」接在动词后面,表示该种情形越发展越严重。如:
* なるべくカロリーの低いものをとるように気をつけているが、それでも太る一方です。どうしてなんでしょう。
我一直注意吃低卡路的食品,但是越来越胖。这是为什么呢?
* 車が増える一方で、ますます交通状況が悪くなった。
车辆一个劲地增多,交通状况越来越差了。
4、 こっちが抵抗できないことに付け込んで
「・・・に付け込む」表示“抓住・・・的弱点・・・”。如:
* 相手の油断に付け込んで、どんどん点数を稼ごう。
抓住对手的大意轻敌,多捞点分。
* こっちの弱みに付け込んで、何を言い出すかわからない。
人家抓住咱的短处,不知会提出什么要求。
5、 なにが冗談よ
「なにが+名詞+(だ)よ」是句型,表示对该名词所代表的事物抱有强烈的不满和义愤。例如:
* 人を散々(さんざん)馬鹿(ばか)にして、なにが友人よ。
这么欺负人,算什么朋友!
* すぐに故障してしまうなんて、なにがブランド商品だよ!
这么快就坏了,还什么名牌商品呢!
6、 騒ぎを起こしたら、こっちの首を危ないことぐらい分かってるでしょ?
「首」在这里指“工作”或“饭碗”。
【参考译文】
直起鸡皮疙瘩
人物:(办公室小姐)高野 木村
场景:公司的洗手间(木村在洗面池前照镜子时,高野走进来)
高野:唉!真烦人!那个老色鬼!真想扇他个耳光。
木村:部长又对你动手动脚了?
高野:今天这都第三次。嘴上说着“呀,干得不错”,手却摸人家屁股,还一脸的坏笑!哼!真恶心。一想起来直起鸣皮疙瘩!
木村:真是灾难呀!那位部长的性骚扰,越来越厉害了。
高野:仗着我们不敢反抗,就明目张胆地干些卑鄙下流的勾当!
木村:那个公鬼,你求他别这样吧,他就总是想用“开玩笑”对付。真怀疑他有病。什么开玩笑!
高野:下次他再这样咱们去告他。
木村:你可别。那家伙,不知为什么是总经理的大红人。要闹出点事来,咱们的饭碗就保不住了。你又不是不知道。
高野:可是,我实在受不了啦,都忍到极限了!
木村:我也跟你一样,一听见他那赖唧唧的声音,我就恶心地直想吐。可咱们就这地位,虽然咽不下这口气,现在还得忍着点。
高野:一想到以后还得总在他手底下干活,真受够了。索兴上去扇他个大耳光,然后辞职书一摔,那多痛快!
木村:你的心情我理解。不过你要冷静一点,会有法子对付的。
高野:唉,这样的日子哪天是个头啊!