山口県知事に山本氏が初当選
7月30日 5時27分
新人同士の争いとなった山口県知事選挙はきのう投票が行なわれ、無所属の新人で自民党と公明党が推薦する山本 繁太郎（しげたろう）氏が初めての当選を果たしました。
新人の山本氏が飯田氏らほかの3人の候補を抑え、初めての当選を果たしました。
「産業を再生し雇用を創造すると、経済を強くして前に進んでいく、このことを県民のみなさまの力を集めて進めていくんだということを訴えてきたことがご理解をいただけたらと思います。二井知事が築き上げられてこられた発展基盤をふまえて県民のみなさまの力を集めて糾合して、新しい山口を創るために県政を動かしていくと」
山本氏は63歳、国土交通省の審議官などを務めたあと、自民党の後任候補として衆議院山口2区の選挙に2度立候補しました。選挙戦で山本氏は、自民党と公明党から推薦を受けるとともに、引退する二井知事の支援を受けました。そして、官僚としての行政経験をアピールしながら、経済の活性化や道路や港湾施設の設備などに取り組みたいと訴え、自民党や公明党の支持層を中心に支持を広げて初めての当選を果たしました。
糾合：纠合，集合。
