8月3日 4時30分
インターネット上の交流サイト「フェイスブック」を学生の採用活動に活用する企業が増えるなか、人事担当者が活用例や課題を学ぶ催しが昨夜、都内で開かれました。
催しは、企業の採用活動などを支援している企業が開き、およそ150社の人事担当者が参加しました。
主催した企業によりますと、ことしは、ソーシャルメディアを使う就職活動が本格化した「ソー活元年」と呼ばれ、先月の時点で、フェイスブック上に新卒学生の採用のための専用ページを開設している企業は1360社あまりで、1年前のおよそ6倍に増えたということです。
きのうは、5つの企業の人事担当者が報告し、「投稿した情報が口コミのように短い期間で学生のあいだに広がった」、「もともとうちの会社に関心がなかった学生からの応募につながった」などと話しました。
また、批判的な投稿が集中する「炎上」の防止対策として、「企業として運用指針を作っている」、「投稿者とは別の部署の担当者が事前に表現などをチェックしている」といった取り組みが紹介されました。
「もっといろんな可能性があるなあ、それを使わないのはもったいないかなとも思いました。来年は、もっと積極的に使おうと思いました。」
「学生と企業さんが双方向でコミュニケーションがとれるというという形の、新しい形で企業さんが学生を知れる、学生も企業さんを知れるといったとこらがよいところかなと思います。」
口コミ:口头传话。