ロシア極東に最大級の橋開通
8月11日 17時36分
ロシア極東のウラジオストクでは、ロシアで最大級となる総延長2キロメートルあまりの橋が完成し、記念の式典が開かれました。
この橋は、ウラジオストク中心部の金角湾に架かるコンクリート製のつり橋(つりばし)で、総延長が2100メートル、高さは226メートルと、ロシアで最大級となります。
式典では、沿海地方のミクルシェフスキー知事が、「100年以上も夢見てきた橋がついに完成した」と開通を宣言し、結婚式をあげたカップルやクラシックカーの愛好家などが渡り初め(わたりぞめ)をしました。
4年あまりにわたる工事で完成したこの橋には、北海道 苫小牧(とまこまい)市のコンクリート会社が納入した生コンクリートなどが使われています。
ウラジオストクでは、来月開かれるエイペックの首脳会議に合わせて大規模なインフラ開発が進められていて、今回開通した橋のほか、空港のターミナルビルやなどが次々と完成しています。
つり橋(吊り橋):吊桥,悬桥。
ターミナルビル:机场中心大楼。