「だいすきなたいこをたたきたい。」
ぼくは、ちいさいころから、きりしまくめんだいこがすきになりすぎて、たたくところ
をみるだけじゃなくて、じぶんでもたたきたくなって、はじめのころはおもちゃのたい
こをたたいていました。きいたりみたりしてくめんだいこのきょくをしぜんとおぼえて
いきました。
まいにちたたいていたらおもちゃのたいこはこわれてしまいました。
それからは、みるくのかんやぴあののいすをたいこのようにたたいていました。
えんそうをききにいっては、まえにおぼえたところのつぎをちゃんとおぼえてかえろ
うといっしょうけんめいみました。
そしたら、たくさんたたけるようになりました。
まわりのひとたちやおともだちから、「しょうがっこうはどこにいくの。」ときかれる
ようになりました。
ぼくは、「たいこがたたけるがっこうにいくんだ」と、いっていました。
そしたら、くめんだいこのひとたちがしょうがっこうでおしえてくれるということを
しりました。
だから、ぼくはたいこがたたけるがっこうがあってくめんだいこのひとたちがおしえ
てくれるというのでぜったいにそのがっこうにいきたいとおもうようになりました。
だけど、そうするためにはひっこさなければいけないというおおきなもんだいがあり
ました。
ぼくは、おとうさんとおかあさんに、じぶんのおもっていることをつたえてみました。
それから、ごはんをたべているときやくるまにのっているときにそのはなしをたくさ
んするようになりました。
ほいくえんをそつえんするまでにはひっこさないといけなかったからやすみのひに
ふどうさんやさんにいっておうちをみてまわりました。
そしてやっとおうちがきまりました。
ことしの4がつからたいこがたたけてくめんだいこのひとたちがおしえてくれるた
かちほしょうがっこうにかよっています。
ぼくのはなしをきいてくれてひっこしてくれてたいこのおうえんをしてくれるおと
うさんおかあさんにいっぱいのありがとうをいいたいとおもいます。
なつやすみのさいごにたいこまつりでたいこをたたくときにありがとうのおもいを
たくさんこめてたたきたいとおもいます。
いつもありがとう