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家ぞくの一点
日期:2014-11-26 07:54  点击:991
  サッカーチームに入って一年がすぎた時、ぼくは、しあいで
まだ一点もゴールをきめたことがありませんでした。まわり
の友だちは、ぼくよりも早くサッカーをはじめたので、とても
じょうずでたくさんゴールをきめていました。そんなぼくの
サッカーのしあいをお父さんとお母さんと弟は、かならずお
うえんにきてくれます。その日もぼくは、一点もゴールできま
せんでした。しあいのあと、くやしい思いをしているぼくのと
ころにお父さんが来て「くやしいか」と言いました。
「うん」とぼくがうなずくと、「もっとれんしゅうするぞ。」
とお父さんが言いました。
 つぎの日の朝、ぼくとお父さんの朝れんがはじまりました。
一時間早くおきてのれんしゅうがまい日つづきました。
お父さんは、夜おそくまでしごとをしてきてもかならず朝お
きてぼくのれんしゅうをしてからしごとに行きます。つかれ
ているお父さんに「だいじょうぶ。」とぼくが聞くと、お父さ
んは、「まい日たのしいよ。」と言ってくれました。とてもう
れしかったです。
 お母さんもいっしょに朝おきておうえんしてくれたり、体
をつよくするごはんをかんがえて作ってくれます。お母さん
は、「がんばっているはるひとをみているとしあわせ。」と言っ
てくれます。ぼくは、もっとがんばろうと思いました。朝れん
がはじまって一ヶ月ごろ弟までもが朝れんをはじめました。
弟はまだ三さいです。
 れんしゅうは、つらい時やうまくいかない時がたくさんあ
りました。でも家ぞくみんながはげましてくれて、きょうりょ
くしてくれたおかげで、二ヶ月間の朝れんをのりきることが
できました。みんなにありがとうという思いで、つぎのしあい
は、がんばろうと、思いました。
いよいよしあいの日です。ぼくは、ドキドキしてうまく体が
うごきません。友だちは、どんどんゴールをきめました。ぼく
の気もちがおちこんでいる時、お父さんが「あきらめるな、
チャンスはかならず来る、みんなおうえんしてるぞ。」と言っ
てくれました。ぼくは、あきらめずはしりつづけました。その
時チャンスがやってきました。ドリブルでゴールまえまでは
しりキーパーとのたたかいになりました。ぼくはむちゅうで
シュートしました。気がつくと、まわりが大さわぎでした。
 ぼくははじめてゴールをきめることができました。チーム
のみんなもよろこんでくれました。なによりも家ぞくのみん
ながよろこんでくれました。ぼくもうれしかったです。
この一点は、ぼくの家ぞくの一点で、きっと一生わすれないで
しょう。
 ぼくをささえてくれる、お父さん、お母さん、弟、そして今お
母さんのおなかにいるあかちゃんが大すきです。ありがとう。
 

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