会話1
A 今年の春闘は、月額1500円のベースアップを要求しましょう。
B そうですね。今年は格差の是正が主要課題の一つです。賃金や待遇の格差を少しでも縮めなければなりません。そこで、月給の引き上げに力点を置きましょう。。
A しかし経営側は、国際競争力の維持の観点から、賃上げは経営の大きな負担を強いるとして、慎重な姿勢を崩さないでしょうね。昨年の妥結額と同じ1000円を軸とした攻防となる可能性が高い。
B 日用品や食料品など身近な生活物資が値上がりしていることを賃上げ要求の有力な根拠にしていきましょう。私たちの生活、個人消費の活性化、内需拡大にとっても 賃上げは絶対に必要です。
A それでは、来週、決起集会を開きます。そしてそのあと、「賃金引上げ」を求めて市内をデモ行進しましょう。