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第二章:政治~政治制度(3)多党協力と政治協商制度
日期:2014-12-23 11:43  点击:361
 3、多党協力と政治協商制度 
 
 中国共産党が指導する多党協力と政治協商制度は、中国の基本的政治制度である。 
 
 中国は多党制の国であり、政権党の中国共産党の他に8つの民主党派がある。これらの民主諸党派は中華人民共和国の建国前にすでに成立しており、政治上では共産党の指導を擁護している。これは共産党との長期にわたる協力および共同の闘いの中で歴史的に選択されたものである。中国共産党と民主諸党派はいずれも憲法を根本的な活動準則としている。民主諸党派は組織上独立しており、憲法に規定された範囲内での政治的自由・組織的独立・法律的平等を有する。中国共産党と民主諸党派の協力の基本方針は、「長期にわたって共存し、相互に監督し、肝胆相照らし、栄辱をともにする」ことである 
 
 中国の民主諸党派は野党でも反対党でもなく、参政党である。民主諸党派の国政参与の基本的な内容は、国の政の大方針と指導者の人選に関する協議に参加し、国家レベルの問題の管理に参し、国の方針・政策、法律・法規の制定と実施に参加することである。 
 
 中国共産党は国家の重大な措置あるいは国計民生に関する重大な問題の決定について、あらかじめ民主諸党派や無党派の人々と協議を行い、各方面の意見と提言を広く聴いたうえで政策を形成する。民主諸党派と無党派の人々は国家権力機関である人民代表大会および常務委員会と常設専門委員会、また地方各クラス人民代表大会においていずれも適切な比率を占めており、国の政治活動に参加して政治問題を討議するとともに、政府監督に参与する。人民政治協商会議で民主諸党派と無党派の人々は一定の役割を果たすとともに、民主諸党派と無党派の人々は各クラス政府と司法機関の指導的職務に推薦される。 
 
 多党協力と政治協商制度の主な形式の第一は、人民政治協商会議である。人民政協は各党派、各人民団体、民間各界の代表が国の政治活動に参加し、政治問題を討議する重要な場である、第二に、中国共産党中央委員会と地方各クラスの党委員会は民主諸党派と無党派人士を招いて座談会を開き、重要な情況を通知し、重大な方針・政策や国家と地方政府の指導者の候補リスト・人民代表大会の代表・政協委員の候補リストについて民主諸党派と協議し、意見や提言を聴取する。第三に、人民代表大会での民主諸党派代表は各クラスの人民代表大会において、人民代表として国の政治活動に参加し、政治問題を討議し、政府監督の役割を果たす。第四、民主諸党派のメンバーを推薦し、国務院および関係の部と委員会または県クラス以上の地方政府および関係部門の指導の職務につかせる。第五、条件に合った民主諸党派のメンバーを推薦し、司法機構の指導的職務につかせる。

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