3.中国の近代と現代建築の概況
中国の近代建築はアヘン戦争から1949年の新中国建国までの時期の建物を指す。歴史上、中国の伝統的な建築文化は20余りの王朝を経て受け継がれてきたが、1840年のアヘン戦争勃発後、その営みは寸断の危機にさらされた。
中国の現代建築は1949年の建国以降の新たな時期のものである。計画的な国民経済事業により、建築業は大きく推進された。数や規模、種類、分布および現代化レベルのいずれの分野でも近代の範囲を超え、新たな姿を現した。