日语学习网
第二十一章:世界遺産~峨眉山と楽山大仏
日期:2015-01-29 21:19  点击:401
 峨眉山は「大光明山」とも呼ばれ、中国西部四川省中南部に位置し、最高峰の万仏頂は海抜3099mである。峨眉山は、素晴らしい自然風景と神話のような仏教の安楽な邦土があることから、内外によく知られ、また美しい自然景観と悠久な歴史的文化が溶け合っており、「峨眉天下秀」と称えられている。 
 
 峨眉山は様々な自然要素の集中地区にあり、生物の種類は豊富で、特有な生物種類も多く、亜熱帯地帯の植物体系は完全な形で保存されており、森林カバー率は87%に達している。峨眉山地区には高等植物が242科、種類が3200余、中国の植物総数の十分の一を占め、中には、峨眉山地区にしかない植物が100種類余を数えている。また、珍しい動物が多く生息し、その種類は2300種類余りあり、世界の生物区系などを研究する上で重要な地区だ言える。 
 
 峨眉山は、中国の四大仏教名山の一つである。仏教の普及、寺院の建造などは峨眉山に多くの神秘な色彩を添えた。宗教文化、特に仏教文化は峨眉山の歴史文化の主体となり、すべての建築、仏像、法器および礼儀、音楽、絵画などには、いずれも宗教文化の息吹が感じられている。峨眉山には寺院が沢山あり、報国寺、万年寺など『金頂山八大寺院』が最も有名である。 
 
 楽山大仏は、峨眉山東麓の栖鸞峰に鎮座し、昔、「彌勒大仏」、「嘉定大仏」と呼ばれ、唐の玄宗開元元年(713年)から建造し、90年間かかって完成された。仏像の後ろには山があり、前には川があり世界で現存されている最大の石刻坐仏である。この彌勒大仏は顔の表情が厳かで、高さが71メートルに達した。その彫刻は非常に精巧に施され、仏像の全身の比例は均衡が取れ、気勢は雄大であり、繁栄した唐代の文化の素晴らしさをよく体現した。仏像の南北両側の石壁には唐代の石刻の仏壇90余りが納められ、中には優れたものが少なくない。 
 
 峨眉山(楽山大仏を含む)はその特殊な地理的位置、素晴らしい神秘な自然景観、典型的な地質地貌、よく保護された生態環境、特に世界の生物区系結合部に位置し、豊富な動物と植物資源に恵まれれいる。峨眉山には絶滅の危機に瀕した珍しい動物の種類が多い。2000年近くの間に、仏教を主な特徴とする文化遺産が作りだ出された。峨眉山の美しい自然と文化遺産は、歴史、美術学、科学研究、科学の普及及び観光の面で極めて高い価値があり、全人類共同の富である。 
 
 峨眉山と楽山大仏は、1996年、ユネスコによって「世界の文化と自然遺産」に登録された。世界遺産委員会は、「紀元一世紀に、四川省にある風景が美しい峨眉山の山頂では中国初の仏教寺院が落成された。その周辺に、他の寺院が相次いで建立されたことに伴い、ここは仏教の主要な聖地の一つとなっている。数世紀以来、大量な文化的財産が積み重ねられ、最も有名な楽山大仏である。それは、八世紀に石岩に彫刻されたもので、岷江、大渡河と青衣江という三つの川の合流地点を眺望しているようだ。71mもある仏像の高さは世界最高だ。ここでは、亜熱帯地帯植物や針葉林などの植物がよく見られ、樹齢が1千年を超えた樹木もある。

分享到:

顶部
11/25 06:38