企業も採用する以上は長く働いて欲しいと考えるのが普通であり、もちろんあなたも入社すること自体が目的ではないはずです。その企業に転職することで何を成し遂げたいのか、どんな自分になりたいのか。中長期に渡るプランを描いていて当然です。
具体的な問い方で多いのは「1年後、5年後、10年後」など、特定の時間と経験を経たあなたがどうなっているのか?といった形式。志望動機や転職の理由との相違がないよう、あなたが描いている「あるべき未来の自分像」を伝えましょう。考え方としては、たとえば10年後の理想像を描いたらそこから逆算的に「5年後はここまでたどり着いていたい、そのためには3年後は…1年後は…」といった形で逆算していき、ショートゴール化しておくと伝えやすいでしょう。
ただし単に「マネージャになりたい」などと述べるだけでは“希望”に過ぎません。「なって、そしてどうする」というところにあなたなりの成し遂げたい目標、なりたい自分像というのを付加して伝える必要はあります。「Q26 将来の夢は何ですか?」とも合わせて考えてみましょう。
POINT あなたはどんな将来像を描いているのでしょうか?そしてそこへ至るプロセスはどんなものでしょうか?
POINT その目標にたどり着いたあなたは、何を実現しているのでしょうか?