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第二十四课 山を歩けば、そよ風が電気を作る
日期:2015-02-28 19:30  点击:1018
    直径1メートルの白い羽根が、風をとらえて勢いよく回る。ニューパワーが開発した世界初の携帯風力発展装置は、持ち運びでき、そよ風でも発電が可能だ。大手機械メーカーの技術者だった岡田弘社長(60)の「必要」から生まれた。アマチュア無線愛好家の岡田さんは、休日には無線機と重い電源を担ぎながら野山を歩いていた。
 そこで、携帯可能な風力発電装置の開発を思いつくところが普通ではない。風力発電の先進地・オランダなどの視察を重ね、7年がかりで羽根の形などの研究を続けた。
 完成したのが重さ2キロの軽量型。毎秒2.5メートルから発電を始め、最大出力は30ワット。無線交信に十分な出力で、キャンプでは照明用の電力も賄える。安全性にも配慮し、羽根が人に当たった場合でも、羽根が簡単に壊れるように設計した。風がない時に備え、太陽電池との組み合わせも可能だ。身につけても、風速が毎秒10メートルを超える時でも安定した歩行が可能だ。
 自然エネルギーの活用は時代の大きな流れだ。アウトドア愛好家や小学校の教材用などに販路を広げ始めている。岡田社長は「エネルギーはいくらでも得られるという時代は終わった。自然エネルギーを①いかに引き出すかが大切だ。さらに出力の大きい機種を開発したい」と話す。
  
 
練習問題
 
1、世界初の携帯風力発電装置はどの必要から生まれたのですか。
大手機械メーカーの生産の必要から
岡田さんの個人愛好の必要から
岡田さんの社長の職務の必要から
消費者のニーズから
 
2、文中の①「いかに」の意味としての最も適当なのは次のどれか。
どうであるか
どのように
どんな
どんなに
 
3、文中の内容にあったものを選びなさい。
エネルギーはいくら使っても使えきれないと岡田さんが考えている。
機械のことが分からない岡田社長は、偶然携帯風力発電装置を発明した。
携帯風力発電装置の羽は人に当たっても人に傷つけないように作られている。
携帯風力発電装置は無線愛好家しか使えないものである。
 

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