◆山を張る
ほかにも「ヤマカン」とか「ひとヤマ当てる」のヤマは山師の山です。昔の山師はそれこそカンだけで地下の鉱脈を探り当てていましたから。
◆夜郎自大(やろうじだい)
「夜郎」とは、中国?漢の時代、西南にいた異民族のことをいいます。その地域でお山の大将をを決め込んでいて、隣の漢が広大な領土と強大な力をもつ国であるのを知らずに戦って敗れたのでした。自分の力量を知らずに威張る人を戒める言葉です。
◆唯我独尊(ゆいがどくそん)
釈迦が生まれた時に言ったとされる、「天上天下唯我独尊」ということばに基きます?もともとは人格の尊厳を説いたものですが、現在では、自分だけが優れていると自負する意味に使われているのはちょっと残念な気がします。