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朝顔
日期:2015-05-28 09:32  点击:415
 朝顔 
【意味】 朝顔とは、ヒルガオ科の蔓性一年草。アジア原産。蔓は左巻き。夏の早朝、ラッパ状の花を開き、昼前にしぼむ。シノノメグサ。 
【朝顔の語源・由来】 奈良時代末期もしくは平安時代初期、中国から薬用植物として渡来した。 当初、漢名の「牽牛子(ケニゴシ・ケンゴシ)」で呼ばれ、のちに「アサガオ」となった。 アサガオの語源は、早朝に咲くことから「朝の顔」という意味ではなく、早朝に開花し、昼にはしぼんでしまう特徴を、朝の美人の顔に喩えた「朝の容花(かおばな)」の意味といわれる。 ただし、牽牛子が「朝顔」と呼ばれる以前から、「キキョウ」や「ムクゲ」が「アサガオ」と呼ばれ、『万葉集』で「朝顔」と詠まれたのも「キキョウ」である。 「キキョウ」や「ムクゲ」は昼を過ぎても咲いているので、「朝の容花」の説は誤りのようにも思えるが、「ムクゲ」は朝開いて夕方にしぼむところから別名を「槿花」と言いうように、「朝の容花」が表す僅かな時間は、現在の朝顔(牽牛子)よりも長いものであったようである。 そして、午前中しか咲いていない牽牛子の花が、よりふさわしいと考えられ、牽牛子を指すようになったと思われる。

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