あんず
【意味】 あんずとは、バラ科の落葉小高木。中国原産。早春、梅に似た花が咲く。実は梅より少し大きく、生食・ジャム・果実酒などにする。アプリコット。
【あんずの語源・由来】 あんずは、中国語名「杏子」の唐音。 中国では、「杏」は木の名前、「子」は実を表す。 日本へあんずが渡来したのは大和時代といわれ、905年の『古今和歌集』には「カラモモ(唐桃)」の名で出てくる。 漢方ではあんずの種子を「杏仁(きょうにん)」といい、咳止め薬の原料とする。