フルスペックという言葉をふだん使う人はどれほどいるだろう。「完全仕様」などと言い換えられる。テレビやパソコンといった機械や器具で、あらゆる機能が搭載されていることをいうらしい。
平时有很多人都会用到“フルスペック”(Full-spec,所有方法)这个词吧。并且,这个词也可以用“完全仕様”(一切手段)来替换。其意思指的是在电视机及电脑等这些机械和工具中,安装所有的功能。
集団的自衛権の行使にもフルスペックのと、フルでないのがある。安倍政権は国会でそう説明する。従来、憲法上行使できないとしてきたのはフルの集団的自衛権であり、昨年の閣議決定で行使できるとしたのは、あくまで限定的な集団的自衛権なのだ、と。
集体自卫权的形式也是一切形式吗?不,不是全部。安倍政权在国会上如此说明。一直到现在,在宪法上无法行使的就是全部形式的集体自卫权,而去年的内阁决定上能够行使的说到底还是有限制的集体自卫权。
「なんという開き直りでありましょうか」。政権の姿勢を指弾したのは、元内閣法制局長官の宮崎礼壹(れいいち)さんだ。それはそうだろう。歴代内閣は「ちょっぴりであろうと、たっぷりであろうと行使できない」と答弁してきたのだから。
“多么的想解禁啊。”如此指责政权这种姿态的是原内阁法制局局长宮崎礼一先生。正如他说的那样,历代内阁在答辩时都是这么说的,“无论是部分行使还是全面行使,都是禁止的。”
安保関連法案への反対、そして安倍政権批判が強まる。宮崎さんが登壇した26日の集会や記者会見は大規模だった。日弁連による「オール法曹、オール学者の一斉行動」だ。会見では元最高裁判事ら約300人が「違憲」「廃案」の紙を掲げて訴えた。
对安保关联法案以及安倍政权的批判日益加强。宮崎先生登台的26日举行的集会和记者会的规模非常大。这是由日本律师协会发起的“全法律工作人员、全学者的一齐行动”。在集会上,原最高法院法官等300人高举写着“废案”、“废案”的纸大声疾呼。
反対する大学有志の会、ママの会、学生らの団体SEALDs(シールズ)……。世代や立場を超えて連帯が広がるのは、村越進・日弁連会長が語ったように「立憲主義の破壊だけは認められない」という危機感を共有するからだろう。
参加集会的有反对法案的大学有志之会、妈妈协会、学生团体SEALDS……。正如日本律师协会会长村越进先生所说的,因为共同感受到了“不允许立宪主义的崩坏”的危机感,所以这些超越年龄和立场的联合才会扩大。
当然ながら、民主主義は議会の中だけでなく外にもある。一人ひとりの市民の声が、それを鍛える。きょう、国会周辺や全国で「大行動」が展開され、多くの人々の声が響き合う。
当然,民主主义不仅仅存在于议会之中还存在于场外。每个市民的呼声都锻造着民主主义。今天,在国会附近和全国将开展“大行动”,众多参与者的呼声将回荡在天际。