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图书馆藏 选书问题
日期:2015-10-24 11:32  点击:404
近代以前のヨーロッパには、本を鎖で机などにつないでおく図書館があった。羊皮紙に書かれた手書きの写本は極めて高価だった。それに手を出す泥棒が図書館には悩みのタネだったのだそうだ。
 
在中世纪的欧洲,有些图书馆用锁将书锁在台子上。书写在羊皮纸上的手写本具有非常高的价值。据说对此出手的小偷成为了图书馆的烦恼之源。
 
『世界の図書館 美しい知の遺産』で知った。古代メソポタミアから現代日本まで、図書館の壮大な歴史が多数の写真とともに語られる。読んで、見て、退屈することがない。「とどのつまり、図書館とは想像力の場所である」という言葉が印象的だ。
 
这些事我在《世界的图书馆,美丽的知性遗产》中知道的。从古美索不达尼亚到现代的日本,伴随着诸多的照片讲述着图书馆那波澜壮阔的历史。读、看,丝毫不会令人无聊。有句话令我印象深刻,“归根结底,所谓图书馆就是想象力的地方。”
そうした場所で、想像力の欠如が疑われる事態が続いている。神奈川県の海老名市立中央図書館の蔵書に、海外の風俗店案内が含まれていることが発覚。佐賀県の武雄市図書館では、10年以上も前に出版された埼玉のラーメン店ガイドといった意味不明の蔵書が批判された。
 
而就是在这样的地方,被怀疑缺乏想象力的事态正在不断发生。神奈川县海老名市立中央图书馆的藏书中,发现了国外风俗店的游览手册。在佐贺县的武雄市图书馆,因为发现了10多前出版的埼玉县拉面店的菜单这类意义不明的藏书而受到批判。
 
これでは鎖につながなくても誰も手は出すまい。どうしたのか。二つの公立図書館は、レンタルのツタヤを展開する会社と組んで運営している。ツタヤ側は武雄市での本選びの「精度」に「反省」を表明した。
 
这些书的话,即便不上锁也不会有人去偷。这究竟是怎么回事呢?由从事茑屋(书店)租赁业务的公司参与了两座公立图书馆的运营。茑屋方已经就武雄市的选书“精度”做出了“反省”。
 
民間の力を借りて図書館を変え、地域の活性化につなげる。狙いはよくても公共財がずさんに扱われるのは困る。愛知県小牧市は新たに建てる図書館でツタヤ側と組む計画だったが、4日の住民投票で「ノー」を突きつけられた。図書館とは何か。改めて考える機会である。
 
借助明间的力量改变图书馆,并与地区活性化挂钩。即便出发点是好的,但如果浪费公共财政那就有问题了。爱知县小枚市与茑屋合建新的图书馆的计划在4日的居民投票中被打了一个大大的叉。所谓图书馆究竟是什么呢?这是一个重新思考的机会。
 
ちなみに『世界の図書館』は値が張る。関心を持たれた方はお近くの図書館へ。検索してみると、武雄と小牧の図書館は所蔵していた。
 
顺便说一句,《世界的图书馆》非常值得一看。请对此关心的读者移步附近的图书馆查阅。顺便检查一下吧,对武藏市和小枚市的图书馆所收藏的书。

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