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南北朝文化
日期:2015-10-26 19:01  点击:1236
ア 南北朝文化
①元寇の後、国家意識が高まって神国思想(日本が神に守護されている国だという思想)が強調されたことにより、神道〈しんとう〉が発展する。伊勢神宮〈いせじんぐう〉の神官である度会家行〈わたらいいえゆき・1256~1351〉は仏教(密教)・儒教・道教の理論を取り入れて、体系的な思想を持つ伊勢神道(度会神道〈わたらいしんとう〉)を創始した。
神道:日本古来の民族宗教が仏教や儒教と対抗するための理論体系を持つようになったもの
②歴史意識も発達し、『太平記〈たいへいき〉』などの軍記物語とともに、『神皇正統記〈じんのうしょうとうき〉』(北畠親房〈きたばたけちかふさ〉著。1339年成立)などの歴史書が書かれた。
神皇正統記:神国思想と正理(しょうり・正しい道理)を基準にして歴史上の天皇や武士の政治を批評し、南朝の正統性を主張する。明治以後の国家観にも影響を与えた。
③武家社会の上層に臨済宗が広まり、夢窓疎石〈むそうそせき・1275~1351〉が足利氏の帰依〈きえ〉を受けて、彼の流派が室町幕府の保護を受ける。また、鎌倉時代から宋代禅林の三教一致論〈さんぎょういっちろん、儒教・道教・仏教の一致を説く理論〉の影響によって宋学・朱子学が伝来し、臨済宗の僧侶〈そうりょ〉の間で研究が進められた。

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