日语学习网
针对冲绳 禁用之招
日期:2015-11-10 21:18  点击:485
「敵に塩を送る」といえば相手の苦境を救う美談の意味合いだが、昨今の使われ方は往々にせちがらい。「そんなことをしたら敵に塩を送ることになる」などと浅慮(せんりょ)を戒められる。思い出すのは自民党幹事長だった石破さんだ。
    “赠敌以盐”这句话指的是救敌人于危难之际的美谈,而最近的使用方法往往都是负面的。它被用来告诫那些思维简单的观念,“如果做了这样的事情,就等同于帮助敌人”。让我想起这些的是自民党干事长石破氏。
 
去年1月の沖縄県名護市長選挙で、基地移設推進派候補の応援に入った。そこで「500億円の名護振興基金」をぶち上げる。露骨な「札びら」への反感は大きかったとみえ、結果は反対派候補が勝った。
    去年一月在冲绳县名护市市长选举中,他为基地搬迁派的候选人站台。他那时候大发豪言壮语,说“将提供500亿日元的名护市振兴基金。”而人们对这一露骨的“金钱攻势”表现出了极大的反感,结果反对派候选人大获全胜。
 
人の「心」を軽く見た授業料は高くついたはずだが、きわどい話がまたぞろ持ち上がってきた。普天間飛行場の移設先とする辺野古周辺の3地区に、政府が振興費を直接交付するという。切り崩し狙いか、まつろわぬ名護市の頭越しにお金を渡すそうだ。
    轻视“人心”的学费应该交的够多的了,但不入流的事情却一再发生。政府准备将振兴资金直接发给选为普天间机场搬迁地的边野古周边三个地区。是出于瓦解反对派的目的吗?据说将政府给钱时将越过“造反”的名护市。
 
奇手というより禁じ手の部類に思われる。法律の細道をすり抜ければ可能でも、懐柔めいた策など封印するのが政治の節度であり矜持(きょうじ)でもあろう。それともこれが首相の言う「沖縄の方々の理解を得る努力」なのだろうか。
    相比冒险招数,更觉得这属于禁用的范畴。即便钻法律的空子是可行的,但是封印此类带有拉拢意思的政策既是政治的限度也是政治家的矜持。还有,难道这就是首相所说的“努力取得各位冲绳居民的理解”?
 
普天間の代替地に名護市東海岸が浮上して19年がたつ。賛否は割れ、住民投票や選挙のたびに地域や職場、親兄弟にいたるまで亀裂は深まった。「傷だらけさー。基地の話はもうこりごり」。老いた女性の悲嘆を、かつて取材で聞いたことがある。
    19年前,名护市的东海岸地区成为了普天间的搬迁地。人们赞同与否各执一词,每次居民投票和选举,都会加深地方和公司甚至是亲兄弟之间的裂痕。“业已伤痕累累。基地的话题已经受够了。”在过去的采访中,曾听到过年老妇女的哀叹。
 
仮に本土のどこかに似たような状況があったとして、頭越しの直接交付という異様な策を政府はとり得るだろうか。答えに想像が及ぶとき、沖縄で噴き出す「差別」の一語が胸を刺す。
    如果在本土的某处出现类似的问题,政府能实施越级直接支付金钱的政策吗?在答案呼之欲出之际,在冲绳随处可闻的“歧视”一词令人心痛。

分享到:

顶部
11/29 02:30