相撲
2人が押し合い、突き合い、組み合って、力技(ちからわざ)によって行う個人競技の一種。スポーツ競技としては、俵で円形に築いた土俵(相撲場)の中で、裸に回し(褌(みつ))を締め、素手で、ルールに従って、2人が倒し合いや出し合いをして勝敗を争う競技。農耕民族である日本人が、豊作に感謝し、五穀豊穰(ほうじょう)を祈願する神事から生まれたものといわれる。日本を代表する格闘技でプロの大相撲とアマチュア相撲の二つがある。ほかに古くから神社に伝わる儀礼的な神事相撲、祭礼に行われる奉納相撲、子供相撲、農・漁村や地方都市における土地相撲(草相撲)などがある。