剣道
1対1で防具をつけ、竹刀を用いて相手の打突部位である「面」「胴」「小手」を打つ、または突くことで勝負する。勝敗は三本勝負を原則とし、試合時間内に有効打突を二本先取した者が勝ち。一方が一本を取ったまま試合が終了した場合にも、勝負は決まる。同点の場合は、延長戦で先に一本を取った者が勝ち。試合場は9mか11mの正方形または長方形で、試合時間は原則5分間。1895年に武術の統括団体として大日本武徳会が設立(戦後解散、1952年に全日本剣道連盟発足)、大正初期には流派によって異なる形を整理した「大日本帝国剣道形(現・日本剣道形)」を制定。この頃から撃剣・剣術という名称に代わって「剣道」が一般化した。