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J.TEST考试副助词总结
日期:2010-04-30 14:54  点击:995

基本述語型の中に現われる助詞、つまり格助詞は、述語の表わす事柄を補うための補語を名詞とともに形作ります。言い換えると、述語と名詞との関係を表わす重要な役目を果たします。
 
  それに対して、これから見ていく副助詞は、事柄の内容そのものを形作るのではなく、それが付く名詞に対する話し手の何らかの評価や、そこに現われていないその外の名詞を暗示するような働きを持っています。

  こういう説明のしかたでは、かえってわかりにくいかもしれません。具体的 な例を見てみましょう。

男の人来ました。
男の人(が)来ました。
男の人来ませんでした。
男の人来ました。
男の人来ました。
男の人来ました。
 

  をつけたものが副助詞です。これらの文は「男の人が来た」という基本的な事柄そのものは共通しています。それぞれの違いは、この事柄に対する評価?見方の違いと言えばいいでしょうか。

  例えば、「Nだけ」の場合は、来た人は全部男で、「女の人」が来なかったことを示しています。しかしそれは「男の人が来た」ことには変わりありません。

  別の言い方をすれば、この場面を写真にとったとすると、「男が」と「男だけ」の違いはその画面では表わせません。同じ事実の、話し手によるとらえ方の差なのです。

  「Nしか(~ません)」になると、述語が否定になることと、意味的にも否定になって「女の人」が来なかったことを残念に思うような意味合いが出てきます。

  「Nばかり」は全部男だったこと。そしてやはり女の人が来なかったことを残念に思っているようです。

  「Nも」と「Nさえ」はこれまでものとは違って、「女の人が来た」ことを暗示します。「Nも」は女の人Jn13;ラス男の人、で、「男の人が来る」ことが多少予想外だったことも表わします。「Nさえ」になると、その「予想外」の気持ちが更に強くなります。

  以上の例文は、主体を示す「男の人が」に副助詞を付けた場合(「が」は省かれる)ですが、外の種類の補語や数量に付けると、意味合いや使い方の制限が違う場合があります。それらの一つ一つを、これから少しくわしく見ていきましょう。
 
  副助詞は以上にあげた外に、「Nなど」「Nほど」「Nでも」「Nぐらい」「Nまで」「Nこそ」などがあります。

  「Nも」は用法の広い助詞です。ここでその用法をまとめておきます。特に数量に関する用法が微妙です。

  「Nは」の本来の役目は「主題」を示すことですが、副助詞としての用法もあります。他との比較のためにここでとりあげ、特に数量に関する用法に触れます。

18.1.2 副助詞と格助詞の重なり方副助詞はいろいろな補語につきます。その時、格助詞と重なるわけですが、その結果どうなるかには、三つの型があります。

a 格助詞が消える場合 彼しか来なかった(彼が来た)
b 格助詞の後につく場合 彼にしか話さなかった(彼に話した)
c 格助詞の前につく場合 彼だけが来た(彼が来た)


b、cの場合は、格助詞が省略できることもありますが、aの場合は必ず削除されるという点が違います。

×彼がしか(×彼しかが)来なかった
あそこしか行かなかった(あそこにしか行かなかった)  
彼だけ来た(彼だけが来た)

b、cのどちらにもなる組み合わせもあります。

彼にだけ話した
彼だけに話した

  この格助詞の省略?位置という点についても注意して見て行きましょう。

  では、副助詞の一つ一つを見ます。まず「限定」の意味をもつものからはじめて、次に、程度?数量など、例示、強調、その他と進んでいく予定です。

  Nしか(~ない):限定

  「Nしか」は必ず否定を要求するという点で特殊なものですが、初級のかなり早い時期から使われるものです。後でみるように「だけ」との使い分けが問題になり、学習者の誤りの多いものでもあります。

  (机はなくて、)いすしかありません。(いすがある:Nが)
  お母さんしか来ませんでした。

  学習者がまずとまどうことは、述語が否定形になっているのに、否定されているのはそこに出ている名詞ではなく、そこにない、何か外の名詞だということです。初めの例で言えば、「いす」はそこにあり、「ない(ありません)」のは「いす」以外の、例えば「机」だということです。「お母さんしか来なか った」というのは、「お母さんは来た」のですが、この文で主に言いたいこと は「それ以外の人は来なかった」ということなのです。それ以外の人(例えば、お父さん)が誰なのかは文脈によってわかることで、この文からはわかりませ んが。

  以上のことは、日本人にはまったくかんたんなことで、何が難しいのかわか らないような文型なのです(当り前です。子供のときから毎日使っているのですから)が、初歩の学習者にとっては非常にわかりにくい、使いにくい文型なのです。ですから、彼らは「Nだけある/来る」などを使いたがります。
 
  いすだけがあります。
  お母さんだけが来ました。

  これでは、否定的な意味合いが薄れてしまいます。

  もう少し、主体以外の他の例を見てみましょう。

   鳥は水しか飲みませんでした。       (水を:Nを)
   いつも学校(へ)しか行きませんでした。 (学校へ:Nへ)
   Jn0;ミはここ(に)しか入れませんでした。 (Nにしか)
   家の中でしか遊びません。 (Nでしか)
   直通電車はこの駅からしかありません。 (Nからしか)
  ここまでしか進みませんでした。 (Nまでしか)

  格助詞の現われ方を見ると、「が」「を」は必ず削除され、「へ」や「に」は省略してもしなくてもよく、「で」や「まで」は省略されるとわかりにくく なります。そして、いつも格助詞より後にきます。

  数量についた場合は、それが(必要量?予想した量より)少ない数?量であることを示します。 

  100円しかない。(100円あるが、それはとても少ない)
  10分しか続きませんでした。
  5階までしか上がりません。

  使える文型は動詞文と「ある」の否定の「ない」だけのようです。形容詞文は不自然になります。

  ?今日のおかずの中では、これしかおいしくないです。
     (cf. これがおいしくないです)
  ?今月は日曜日しか暇ではありません。(cf. 暇がありません)
    ×家族の中で、私しか健康じゃない/背が高くない。
     (cf. 家族の中で私だけが 健康だ/背が高い)
    ×この中で、田中さんしか日本人じゃありません。
     (cf. この中には、田中さんしか日本人はいません。)

  比較の文型で、数量につけば形容詞でもいい場合があります。 

  安いと言っても、たった100円しか安くない。
  今日はずっと早いと思ったが、昨日より20分しか早くない。
 


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