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老人护理 更需尽心
日期:2015-11-27 12:00  点击:328
民俗学の大学教員から介護職員になった六車(むぐるま)由実さんの仕事が面白い。施設に通ってくるお年寄りから人生の聞き書きを続けている。米国攻撃の風船爆弾を軍需工場で作った少女時代の思い出話を、いきいきとしゃべる人がいる。
六车由实先生从民俗学的大学教员成为了看护员,他的工作非常有意思。他坚持记录着来养老院度过晚年的老人的人生见闻。有人生动地讲述了少女时代制作攻击美国的气球炸弹的经历。
 
電線を引く仕事のため、家族と一緒に村々を移住して回った男性もいる。その物語から、高度成長を支えた庶民の姿が浮かぶ。「介護民俗学」と六車さんは名づけた。
还有一位男性讲述了以前为了架设天线的工作,和家人一起“转战”乡村的回忆。从这一故事中,浮现出了支撑日本经济高度成长的平民的身影。六车先生将这一工作取名“看护民俗学”。
 
「ケアをする/されるという関係」を超えて向き合いたいと、著書にある。お年寄りの記憶の中に残る地域の暮らしや文化を、学生が気軽に調査に訪れるような開かれた介護現場になったらいい。そんな望みもあるという。
他在书中写到,希望相互直面时能超越“照料他人、接受照料”的关系。如果能把看护现场建设成为类似学生能轻松进行调查的开放场所就好了。他有着这样的愿望。
 
六車さんの試みが新鮮なのは、多くの現場が抱える問題を映し出しているためではないか。介護する側と受ける側の関係。外の世界からの閉鎖性。それらが最悪の形で表れたのが、川崎市の老人ホームであろう。わずか2カ月の間に、80~90代の3人がベランダから落ちて亡くなった。職員による虐待も明らかになった。
之所以对六车先生的尝试感到新鲜,不就是因为反应出了很多地方所存在的问题吗?看护方与被看护方。与世隔绝的封闭性。而川崎市养老院表现出了其最坏的一面。仅仅在2个月内,就有三名80~90岁不等的老人因为从阶梯上摔下而死亡。员工的虐待行径也是毫无疑问。
 
市が運営会社に行政処分の方針を先日伝えた。釈然としないのは、転落死の原因が全く分からないことだ。自分で手すりを乗り越えた事故か。何ものかによる事件か。このまま藪(やぶ)の中で終わらせていいはずがない。
前些日子,市政府下达了对相关运营公司的行政处分。而令人无法释然的是跌倒离世的原因没有完全弄清楚。是因为老人没有抓住扶手的缘故吗?还是由什么事情导致的呢?不能就这样敷衍了事。
 
介護現場の多忙や緊張は、素人の想像を超える。それでも一つ一つ解きほぐすしかない。人生の終盤を過ごす場で生命の危険まで心配しなければならない、そんな世の中はごめんだから。
看护现场的繁忙和紧张超越了常人的想象。即便如此,也只能逐一耐心地解决问题。在度过人生最后一段旅程的地方却要担心生命危险,这样的社会太过无情。

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