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法律卫士 矜持何在
日期:2015-11-27 12:04  点击:509
「憎まれ役」と呼ばれる存在は色々な場所にいる。小うるさくて煙たいから、嫌われる。しかし、中にはわざわざ「買って出る」人もある。集団を運営していく上で、なくてはならない役回りでもある
俗称【讨人嫌的角色】存在于各种场合。有点讨厌又难以亲近,不遭待见。但是,其中也有特意【主动承担】起这种角色的人。也是在集团经营方面必不可缺的人物。
 
永田町・霞が関では、内閣法制局がこれに当たるともされてきた。各省庁が出す法案を隅々まで審査する。憲法解釈を一手に引き受け、首相らに意見を言う。予算を握る財務省主計局と並び、2大憎まれ役といえるかも知れない
在永田町的霞之关,内阁法制局一直被认为相当于这个角色。他们对各省厅提交的法案开展各方面的审查。独力承担起宪法解释的重任,并向首相等提出意见。或许可以说它与掌管预算的财务省主计局并称为2大讨人嫌之首。
 
法制局が認めないから。主計局が駄目と言うから。各省庁は言い分が通らないことの言い訳に、両局の権威や力を利用してきた。そんな見方を、元長官の阪田雅裕氏が著書『「法の番人」内閣法制局の矜持(きょうじ)』で披露している
因为法制局不予批准。因为主计局表示反对。两局的权威与权利一直被各省厅拿来做不能自圆其说的借口。前长官坂田雅裕在著作《[法律捍卫者的矜持]》中进行了披露。
 
憎まれ役は変わった。憲法9条の下では集団的自衛権は行使できない、できるようにしたいなら9条を改正して下さい。そう言い続けてきた法制局が、安倍政権の欲する解釈変更に付き従った。「矜持」は失われたのか
讨人嫌的角色发生了变化。在宪法第9条之下不能行使集团性自卫权,如果想要行使请修改第9条。一直秉承该观点的法制局屈从于安倍政权希望的解释变更。难道【矜持】已失?
 
しかも昨日の本紙によれば、この間の内部の議論の過程が文書に残っていないという。憲法学者ら専門家の多くが違憲と断じ、立憲主義の破壊と批判する決定である。克明に記録し、主権者の検証に委ねる必要がある。歴史への責任意識が見えない
但是,根据昨天本报的报道,据说这中间并没有留下书面的内部讨论经过。这是一个被宪法学家等专家断定违宪,被批评破坏立宪主义的决定。必须要一丝不苟得进行记录,委托主权人进行验证。看不到对历史的责任感。
 
「憎まれっ子世にはばかる」という。ここでの「はばかる」は幅を利かせる意味だが、他に、差し障りがあるので避ける、差し控えるという意味もある。とすると法制局は、世をはばかって記録を残さなかったか。
俗话说【讨人嫌的孩子在社会上反而有出息】。这里的【有出息】虽然是有权有势的意思,但也有会得罪人而回避,不作为的意思。这么说来,法制局也是怕被人议论而没有留下记录吗?
 

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