[仕事の内容]
保育園や保育所で、お母さん代わりになって子供たちの生活指導をします。保育士と幼稚園の先生は同じようにとらわれがちですが、幼稚園は教育施設であり、保育所などは児童福祉施設です。しかし、保育士の仕事にも教育の面はあります。一人で数人の赤ちゃんの面倒を見ることもあるので、けっこうハードですし、まず何よりも子供が好きでなければ続けられない仕事です。
少子化が進む一方で、結婚後も働く女性が増えてきたことから、最近は保育士の必要性はむしろ高まってきているといえましょう。なお、保育所のほかに知的障害児や体の不自由な子供たちを対象とする施設も、保育士の職場となります。
[なるための進路]
保育士課程のある大学、短大、専門学校を卒業すると、保育士の資格を得ることができます。ほかに保育士資格試験を受験する方法もあります。実際に公立の保育所などで働くためには、各市町村が実施している採用試験に合格しなくてはなりません。