その12
リラックスできるとはいえ、椅子の背にもたれたままの会話はよくない。
リラックスできるとはいえ、椅子の背にもたれたままの会話はよくない。 | 場を盛り上げる30の会話術
会話の調子を上げるのは、返事や表情だけではありません。
姿勢も大切です。
テーブルを挟んで、椅子に座って話をするとき、どのような姿勢になっていますか。
気をつけたいのは、椅子の背にもたれる姿勢です。
椅子の背にもたれていると、リラックスできますね。
椅子の背にもたれて会話をするのが癖になっている人もいるでしょう。
しかし、だらりとした様子は、相手にあまりいい印象を与えません。
疲れているようなメッセージになり、話しにくくなるのです。
相手を不安にさせたり不快にさせたりします。
雰囲気が悪くなります。
もっと話をしたい気持ちを萎えさせるのです。
だらりとした様子を相手に見せないことも、会話のテンポでは大切です。
会話を盛り上げようとするのなら、椅子の背にもたれず、前かがみになりましょう。
前かがみになって身を乗り出していると、相手の話に興味を持って話を聞いていることが伝わります。
前かがみになって身を乗り出す姿勢は「興味を持って話を聞いています」という姿勢です。
相手は、もっと話をしたくなるのです。