その15
「感謝」だけの表現から「感謝+褒める」の表現へと変える。
「感謝」だけの表現から「感謝+褒める」の表現へと変える。 | 場を盛り上げる30の会話術
親切にされたとき、普通は「ありがとうございます」と答えます。
多くの場合「ありがとうございます」で終わっているのではないでしょうか。
ありきたりな感謝の表現です。
「ありがとうございます」だけの場合は、単に「感謝」だけになっています。
それだけでもいいですが、会話がうまい人は、それだけでは終わらせません。
この感謝の表現を、さらに印象よくする表現があります。
「ありがとうございます。気が利きますね」です。
たったこれだけです。
「感謝+褒める」になっていますね。
感謝を伝えると同時に、相手を褒めることができる返し技です。
より印象がいい感謝を伝えることができるのです。
褒められた相手は機嫌がよくなるでしょう。
気が利きますねと褒められれば、機嫌がよくなり「人助けは本当に気持ちいいな」と思う。
そう思わせれば、さらに親切な人へと変わることでしょう。
さあ、今日からあなたが感謝をするとき「ありがとうございます」に「気が利きますね」も加えましょう。
この2つのフレーズをワンセットにします。
「気が利きますね」と言えない状況もありますが、親切にされたり助けられたりした大半のシチュエーションで使えるはずです。
あなたが「感謝+褒める」の言葉を言えば、ほかの人より印象がいい感謝ができます。
今日からあなたの感謝の言葉が、パワーアップです。