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その16
日期:2015-12-19 15:53  点击:389
その16
嫌いなことの話をすると、なぜか大笑いする。
そんな相手の本当の心理に、気づいていますか。
 嫌いなことの話をすると、なぜか大笑いする。そんな相手の本当の心理に、気づいていますか。 | 場を盛り上げる30の会話術
私はグリーンピースが苦手です。
という話をすると、よく笑われます。
「なぜグリーンピースが苦手なの」
「小学生でも食べられるのに」
「ええ! 信じられない。変だね」
一応、私も笑います。
自分で自分を、大笑いをします。
「わはは、そうだよね。いい年してだめだよね」
その笑いは、本音ではありません。
偽りの笑いです。
実は悲しい気分になっているのを、ごまかすために笑っているのです。
嫌いな話で盛り上がって笑われると、どう感じるでしょうか。
自分の弱点を侮辱されているように感じてしまいますね。
嫌いな話をしているうちに、悲しくなったり気分が悪くなったりします。
マイナスの感情をごまかすために、大笑いをしようとするのです。
場の雰囲気を考え、マイナスの感情をありのまま表に出すわけにもいかず、逆の態度に出る。
それが、苦笑いです。
しかし、ここで悪循環があります。
笑っている様子を見て「この話題は盛り上がるな」と勘違いします。
余計に、その話を掘り下げようとするのです。
そういうとき私は「もう勘弁してよ。今日はこのくらいにしてください」と思います。
しかし、そう思っても、口に出しては言えない。
言ったら言ったで、また笑われそうだし、私もさらに落ち込みます。
とりあえず笑って、その場が早く流れることを祈っています。
ここなのです。
嫌いなことの話をすると、なぜか大笑いする。
そんな相手の本当の心理に、気づいていますか。
嫌いな話が出て、笑う相手の心理に気づけるかどうかです。
「笑い」と「苦笑い」は、見た目はそっくりです。
しかし、微妙に違うのです。
そこに気づけるかどうかです。
嫌いなことの話は、なぜか会話が盛り上がりやすい。
それは相手が強がろうとしやすいからです。
「話をしてほしくない」と、強がっている態度の裏返しです。
嫌いなことに関する話は、あまり深く突っ込まないことです。
笑いは笑いでも、苦笑いに気づける人になりましょう。

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