声の大きさは、自信の大きさ。
声の大きさは、自信の大きさ。 | 知的な話し方をする30の方法
声の大きさとは、自信の大きさの表れです。
自信があれば、自然と声も大きくなります。
自信がないときには、自然と声も小さくなります。
声の大きさによって、相手に与える心理的影響は、大きいものです。
言葉では、情報をそのまま伝えることができます。
では、一方で、精神的な部分はどうやって伝えるのかというと「声の大きさ」です。
精神的な部分、とりわけ「自信」という面に関しては、声の大小によって相手へ伝えることができます。
声が小さいと、それだけ「自信がないのかな」と感じます。
相手の心が見えるわけではありませんが、声が小さいと、相手の心が見えてくるようです。
「(小さな声で)ちょっと聞いてもらいたいことがあるんだけど……」
ひそひそした声で話しかけられると、深刻な悩みがあるのかと思います。
大きな声では言えない理由があるのだろうなと思ってしまうからです。
一方、堂々とはきはき話す人には、大きな自信が感じられます。
「(大きな声で)私は自分の政治に自信があります!」
政治家たちの演説は、常に大きな声です。
聞く人たちの心理を操作したいからです。
大きな声で堂々と話していると「この人は自分に自信があるな。この人なら日本を変えてくれるかもしれない」と期待します。
大きな声で話すと、周りに聞こえます。
遠くの人にまで聞こえます。
それだけ大きな声で話すということは、自分の言っていることに嘘はなく、自信があるからということになります。
堂々と話す姿によって、相手に自信の大きさをアピールすることができるのです。