日常は褒めることであふれている。
「当たり前のこと」も、褒める機会にしよう。
日常は褒めることであふれている。「当たり前のこと」も、褒める機会にしよう。 | 人の才能を伸ばす30の褒め方
あなたは、褒めることは特別なことだと思っていませんか。
特別にすごいことや変わったことだけが、褒めるに値することだと思っていませんか。
とんでもありません。
褒めるに値することはすごいことだけでなく、日常にありふれる「当たり前のこと」に対しても褒めることができます。
もし本当に特別なことだけを褒めようとすると、日常の中で褒める回数はとても限られます。
特別なことが少ないため、褒めることも少なくなります。
しかし、当たり前のことは、常にいつでもどこでも褒めることができるようになります。
日常では褒めるべき当たり前のことが、たくさんあふれています。
普通に遅刻せずに学校へ来ること
宿題をきちんとやること
忘れ物がないこと
ご飯粒を残さず食べること
きちんと毎朝、挨拶ができること
これらはどれも当たり前のことですが、これらも見方によっては褒めることができるのです。
普通に遅刻せずに学校へ来ること。
→「朝眠いのに、遅刻しないってすごいね」。
宿題をきちんとやること。
→「宿題ちゃんとやってきたの。すごいね」。
忘れ物がないこと。
→「覚えがいいよね。よく忘れなかったね」。
ご飯粒を残さず食べること。
→「ご飯粒が1つも残っていない。きれいに食べているね」。
きちんと毎朝、挨拶ができる人。
→「毎朝、挨拶が元気だね」。
褒めるという守備範囲を広げましょう。
あなたが褒めることがないと思っているのは、特別な出来事だけを意識しているからです。
変わったことだけを意識せず、当たり前のことも自分の守備範囲に含めてしまうのです。
すると、生活の至る所でたくさん褒める機会が出てくるのです。