せっかくの褒め言葉を、ごみ箱へぽいと捨てないこと。
せっかくの褒め言葉を、ごみ箱へぽいと捨てないこと。 | 人の才能を伸ばす30の褒め方
あなたが褒めるだけでなく、逆にあなたが褒められるときもあるでしょう。
褒めるコツがあるように、上手に褒め言葉を受け止めるコツもあります。
これこそ「ありがとう」の一言に尽きます。
素直に相手の褒め言葉を受け止め、「ありがとう」と言って感謝をすることです。
せっかく褒めてくれているのに、ときどきそれを否定する人がいます。
謙遜が行きすぎて、せっかくの褒め言葉も流してしまっている人です。
「いえいえ、そんなことないですよ」
「私のことを勘違いしているだけだよ」
「何を言っているの」
素直に褒められることが苦手でせっかく相手が褒めてくれても、うまくかわしたり否定したりします。
特に日本人は、謙遜することが得意です。
しかし、得意になりすぎて、せっかく相手が快く褒めてくれる言葉をごみ箱へぽいと捨ててしまっています。
ここで話を折ってしまっては、次の話へつながらず、それどころか話のテンションが下がってしまいます。
言っている側は、あなたのためにと思いせっかく伝えてくれているのですから、その優しさには答えましょう。
相手はあなたのことを見てくれていて、せっかく褒め言葉をかけてくれたと言うのにそれを捨ててしまっては相手に失礼です。
相手の褒め言葉は素直になって受け止め、素直に喜んだほうがいいのです。
そのほうが話のテンションが上がり、相手も嬉しいし自分も喜ぶことができます。
素直でないとコミュニケーションもうまくいかないのです。